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vol . 6
■鰯とチーズのゆかり揚げ■

スパイシーな香りが大脳を刺激、
鰯の柔らかな歯ざわりと香ばしさがたまらない一品!


鰯とチーズのゆかり揚げ 冬は南へ、夏は北へと群れをなして回遊する真鰯は、6月〜7月が食べごろ。ひと目見て「太っているな」、と思ったら買いだ。 この鰯、平安朝のころは下司な魚とされ、上流社会では食べなかったが、あの紫式部は大好きだったそうで、彼女、夫の居ぬ 間に鰯を焼いているところを見つかり、〈日の本にはやらせたまふいわしみずまいらぬ 人のあらじとぞおもう〉と岩清水観音、つまりイワシみずとかけて歌を詠んだという。そんな脂の乗った平安夫人に会ってみたいものである。今回は「鰯とチーズのゆかり揚げ」といこう

あなたも名シェフ!!作り方レシピを大公開!
【材料(4人前)】
【1】鰯8匹
【2】チーズ80g
【3】大葉8枚
【4】レモン1個(4つ割り)
【5】コロモは小麦粉200g
【6】冷水200cc
【7】卵黄2分の1
【8】ゆかり適量
【作り方】
【1】鰯を3枚におろす。頭、内蔵、骨、尾びれを取り除いて薄めの塩水に5分間くらい浸して臭みを取り、身を引き締めてから、きれいな布巾かキッチンペーパーで丁寧に鰯の水分を取る。
【2】チーズ5gを2分の1にカットした大葉に包み、これを1の鰯の切り身で包み込んで爪楊枝か竹串で形が崩れないようにとめる。
【3】包み込んだ鰯に衣をつけて170度の油でこんがり揚げる。
【4】最後にカットレモンと塩をを添え、ゆかりをあしらって盛り付ける。
この「鰯とチーズのゆかり揚げ」は、鰯のやわらかな歯ざわり、香ばしさがたまらない一品。チーズ、大葉、レモン、塩、コショウ、などのスパイシーな香ばしさが大脳を刺激するのも、なんとも言えない。いわば青春の味といったところか。いまや情報社会、鰯が体に良い魚ということはだれでも知っている。身体を温め、血管を拡張して血液の循環をよくし、高血圧、骨粗鬆症、動脈硬化など身体にやさしい薬用効果がある。 さらに「鰯雑学」を。目に縄や串を通し、連ねて干しいるのは「めざし」。えらぶたに通しているのが「鰓刺し」。尾を刺しているのが「尾刺し」鰯の稚魚は「ちりめんじゃこ」「かえり」「いりこ」とどんどん名前、食べ方が変化していく。このよに、私たちは毎日「鰯」にお世話になったいるのです。
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